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車両入替時の特殊車両通行許可
変更申請・更新申請・新規申請の違いを解説

特殊車両通行許可を取得している車両を買い替えた場合、

「以前の許可証はそのまま使えるのだろうか。」

「変更申請をすればよいのか。」

「新規申請が必要なのか。」

と判断に迷われることがあります。

特殊車両通行許可は、車両の大きさや重量、通行経路などを基に道路管理者が審査を行い、通行を許可する制度です。

そのため、車両を入れ替えた場合は、変更内容に応じて必要な手続きを行わなければなりません。

一方で、「車両を買い替えたら必ず変更申請」「車両を買い替えたら必ず新規申請」という制度ではありません。

変更内容によっては変更申請で対応できる場合もあれば、新規申請となる場合もあります。

この記事では、国土交通省が公表している「特殊車両通行ハンドブック2025」およびオンライン申請マニュアルを基に、車両入替時の手続きについて解説します。

車両を買い替えたら最初に確認すること

車両を買い替えた場合は、まず「どの申請区分になるのか」を確認することが重要です。

特殊車両通行許可では、変更内容によって

  • 更新申請
  • 変更申請
  • 新規申請

のいずれかを選択することになります。

そのため、「以前と同じ車種だから」「同じ荷物を運ぶから」といった理由だけで判断することはできません。

まずは、次の資料を準備しましょう。

  • 現在の特殊車両通行許可証
  • 新しい車両の車検証
  • (交換の場合)旧車両の車検証
  • •通行予定経路

これらを確認することで、変更申請で対応できるか、新規申請が必要となるかを判断しやすくなります。

特殊車両通行許可は「車両ごとの許可」

特殊車両通行許可は、会社や事業者に対して包括的に与えられる許可ではありません。

申請時に登録した車両と通行経路を前提として審査が行われます。

そのため、審査の対象となる主な項目には、

  • 車両番号
  • 車両寸法
  • 総重量
  • 軸重
  • 軸数
  • 通行経路

などがあります。

車両を交換した場合は、現在許可を受けている車両と新しい車両との関係を確認し、必要な手続きを選択することになります。

新規申請・変更申請・更新申請の違い

特殊車両通行許可では、申請内容に応じて次の3つの手続きがあります。

手続き 主な内容
新規申請 初めて許可を受ける場合や、変更申請の対象外となる内容を申請する場合
変更申請 許可期間を除く許可内容を変更する場合
更新申請 許可内容を変更せず、許可期間のみ延長する場合

更新申請は、現在の許可内容を前提として通行期間を延長する制度です。

そのため、車両や通行経路を変更する場合には、更新申請だけで対応することはできません。

また、変更申請で対応できる内容は国土交通省で定められており、その範囲を超える変更については新規申請となります。

車両入替時の判断ポイント

車両入替では、「車両を交換した」という事実だけで申請区分が決まるわけではありません。

判断のポイントは、

「変更内容が変更申請の対象となるかどうか」

です。

例えば、国土交通省では、車両の交換について一定の条件を満たす場合は変更申請の対象としています。

一方で、変更申請の対象外となる内容については新規申請となります。

また、変更申請の対象となる内容であっても、新規申請として手続きを行うことは可能です。

まずは変更内容を整理し、どの申請区分に該当するかを確認することが重要です。

変更申請で対応できるケース

国土交通省の「特殊車両通行ハンドブック2025」では、変更申請で対応できる主な内容として、次の事項が示されています。

  • 通行経路の追加・変更・減少
  • 自動車登録番号の変更
  • 申請者情報(会社名・住所など)の変更
  • トラクタ・単車の追加(諸元変更なし)
  • トレーラの追加(諸元変更なし)
  • 車両(トラクタ・単車・トレーラ)の交換・減少(諸元変更なし)
  • 車両(トラクタ・単車・トレーラ)の交換・減少(諸元減少)

これらに該当する場合は、変更申請による手続きが可能です。

ただし、変更申請の対象となるかどうかは、車両の種類や軸種、車両諸元などによって判断されます。

そのため、車両を買い替えた場合は、「変更申請ができるかどうか」を確認したうえで手続きを進めることが重要です。

 

新規申請となるケース

変更申請は便利な制度ですが、すべての車両変更に利用できるわけではありません。

国土交通省の制度では、変更申請の対象とならない内容については、新規申請として手続きを行います。

例えば、次のような場合は新規申請を検討する必要があります。

  • 変更申請の対象範囲を超える車両諸元の変更
  • 車両の種類や軸種が変更となる場合
  • トラック・トラクタを増車する場合
  • 初めて特殊車両通行許可を取得する車両
  • その他、変更申請の対象とならない内容

オンライン申請マニュアルでは、トラック・トラクタの増車は変更申請ではなく、新規申請による手続きとされています。

また、変更申請の対象となる内容であっても、新規申請として手続きを行うことは可能です。

どちらの申請区分になるか判断に迷う場合は、現在の許可内容と変更内容を確認したうえで手続きを進めることが大切です。

更新申請ができるケース

更新申請は、許可内容を変更せず、許可期間のみを延長するための手続きです。

したがって、

  • 車両を変更しない
  • 通行経路を変更しない
  • 許可内容に変更がない

場合に利用します。

車両入替や経路追加など、許可内容を変更する場合は、更新申請だけで対応することはできません。

更新時期に車両を入れ替える予定がある場合は、更新申請・変更申請・新規申請のどの手続きが必要になるか、事前に確認しておくと手続きを円滑に進めることができます。

車両入替時に準備しておきたい資料

車両入替時には、次の資料を準備しておくと、必要な手続きを確認しやすくなります。

  • 現在の特殊車両通行許可証
  • 新しい車両の車検証
  • (交換の場合)旧車両の車検証
  • 必要に応じて車両諸元表
  • 通行予定経路

特に、車両諸元が変更申請の対象となるかどうかを確認するためには、車検証だけでは判断できない場合があります。

必要に応じて車両諸元表も確認するとよいでしょう。

まとめ

特殊車両通行許可では、車両を買い替えた場合でも、
必ず変更申請や新規申請になるわけではありません。

重要なのは、変更内容が国土交通省の定める変更申請の対象となるかどうかです。

変更申請で対応できる内容もあれば、新規申請が必要となる内容もあります。

また、更新申請は許可期間のみを延長する制度であり、
車両や通行経路を変更する手続きではありません。

車両入替を予定している場合は、現在の許可内容と新しい車両の内容を確認し、
適切な申請区分を選択することが大切です。

よくある質問(FAQ)

Q1 車両を買い替えたら、以前の特殊車両通行許可はそのまま使えますか。

いいえ。特殊車両通行許可は、申請した車両と通行経路を前提として審査される制度です。車両を入れ替えた場合は、変更内容に応じた手続きが必要になります。

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Q2 車両を交換した場合は必ず変更申請になりますか。

いいえ。変更申請で対応できる場合もありますが、変更申請の対象外となる内容については新規申請となります。

________________________________________

Q3 更新申請で車両を変更できますか。

できません。更新申請は、許可期間のみを延長するための手続きです。車両や通行経路を変更する場合は、変更申請または新規申請となります。

________________________________________

Q4 トラックを増車する場合は変更申請ですか。

いいえ。オンライン申請マニュアルでは、トラック・トラクタの増車は新規申請による手続きとされています。

________________________________________

Q5 変更申請の対象となるかどうかは、どのように確認すればよいですか。

現在の特殊車両通行許可証、新しい車両の車検証、必要に応じて車両諸元表を確認し、変更内容が国土交通省の定める変更申請の対象となるかを確認します。

________________________________________

Q6 車両番号だけ変更になった場合も手続きは必要ですか。

自動車登録番号の変更は、変更申請の対象とされています。

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Q7 トレーラだけ交換した場合も変更申請できますか。

トレーラの交換についても、変更内容が変更申請の対象となる範囲であれば、変更申請で対応できる場合があります。

________________________________________

Q8 どの申請区分になるか判断できない場合はどうすればよいですか。

変更内容によって必要な手続きは異なります。現在の許可内容と新しい車両の内容を確認したうえで判断することが重要です。

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車両の買い替えや車両交換を予定されている場合は、現在の許可内容や変更内容によって必要な手続きが異なります。

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現在の許可内容を確認し、手続きの流れをご案内いたします。

 

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